多店舗エンタメ施设の省エネ、快适な店内も维持した株式会社ラウンドワンの施策
305万円削减
の见积もり実绩!i算出方法:2025年4月1日?6月30日に当社が成约に至った案件に対して提示した见积もり试算の年间削减额の平均値。 実际の请求额は使用量?契约条件?料金改定?燃料费调整额?再エネ赋课金等により増减し、削减を保証するものではありません。
最适な电力プランを无料诊断
- 更新日
- 2020年3月25日
2019年度、省エネ大赏を受赏した株式会社ラウンドワン(本社?大阪市)。
同社はボウリングやアミューズメントなど、スポーツを中心とした地域密着型の屋内型复合レジャー施设を运営しており、この15年で売上高を倍増させています。
着実な成长を続ける株式会社ラウンドワンが省エネに取り组んだきっかけは、省エネ法改正と东日本大震灾でした。
2009年の省エネ法改正で、特定事业者の指定を受けていた同社。2011年3月の东日本大震灾で节电を迫られてから、节电への意识が强くなりました。
震灾から2年后の2013年には、リバウンドでエネルギー使用量が増えたものの、その后は着実に减少を続けています。
一体、どのような努力をしているのでしょうか?スタッフの理解をどうやって得ているのでしょうか?
特定事业者指定后の8年间で2割以上もエネルギー原単位を削减させた取り组みに、兴味を抱かざるを得ません。
「2~3年分の电気代削减効果でペイできない省エネ投资はしない」という厳しいコストパフォーマンスを求めながらも、スタッフにも来店客にも省エネによる负担は全くないそうです。
10年以上にわたってコスト管理室长を务め、各店舗のエネルギー使用状况に目を光らせ、メーカーとの调整も行ってきた谷山学氏に、省エネの取り组みについて话を闻きました。

株式会社ラウンドワンの谷山学氏(コスト管理室 室長)
东日本大震灾がきっかけ
ラウンドワンがコスト管理室を立ち上げたのは2007年のことでした。
当初から室长としてコスト削减に目を光らせた谷山氏。当时は経费の见直しが中心でした。2009年に省エネ法が改正され、电力関係の契约も担当していたことから、谷山氏がエネルギー管理企画推进者に选任されたのです。
ただ、省エネについて具体的にしたことは「电源を消す时间を早める」といった现场でできる运用面に限られ、「ハード面で行ったことは特になかった」と振り返ります。
すべてを変えたのが东日本大震灾でした。
东京电力管内で计画停电まで行われるほど逼迫した电力需给。株式会社ラウンドワンではまず、看板の电気を消し、ゲーム机の半分の电源を落としました。同时にエレベーターやエスカレーターも止め、エアコンの设定温度も上げました。
エアコンの室外机に散水(ミスト)することで、エアコンの効率を高めました。さらにダイキン工业株式会社と契约し、使用电力量を一定以下にするも始めました。
株式会社ラウンドワンではそれまで、エアコンの稼働状况をリアルタイムでダイキン工业株式会社に伝えるエアネットに加入していましたが、エアコンの故障が伝わる程度で省エネ関係の取り组みではなかったといいます。
剧的なデマンドコントロール効果
いざデマンドコントロールを始めてみると、お盆时期など使用电力量がピークを迎える时期であっても无理なく节电できました。
ダイキンによるデマンドコントロールシステムは、段阶的に使用电力量を减らすことができる仕様だったこと、各店の空调システムが细分化されていて用途别のスペースごとに设定温度を変更できたことも奏功しました。

デマンドコントロールでは、使用电力量が増え始めると人の少ないところの空调设定温度を引き上げる设定にしました。
「外気が35度の时に、玄関口の室温は30度でも凉しいと感じられる」
「ボウリング场はずっと人がいるので25度に保たないといけない」
「漫画スペースや食事のスペースはそれほど冷やさなくてもいいが、バスケットやテニスは激しい运动をするので23度がいい」
谷山氏はスペースごとに温度设定を考えました。さらに、店ごとに细かく设定してデマンドコントロールのプログラミングに反映させていきました。
その结果、一定の空间を维持するのに必要なエネルギー原単位は、2009年の10.89から、震灾翌年の2012年には9.07にまで减少しました。
まさに剧的な改善です。しかし、2013年には10.38にまでリバウンド。快适性よりも省エネを优先した「无理な取り组み」だったことが明らかになったといえます。

省エネ诊断で一目瞭然、尝贰顿化で6~7割减
リバウンドしたことから、対策として同年に省エネ诊断を受けました。
その结果、店舗のエネルギー消费のうち、空调(30%)と照明(27%)、アミューズメント机器(22%)の3つだけで8割を占めることがわかりました。何にメスを入れればよいかが一目瞭然となった结果、谷山氏が进める省エネ対策はスピードアップします。
最もコストパフォーマンスに优れた省エネ対策は、照明设备の改修でした。国内全105店舗の店内や看板の照明を、3年かけて尝贰顿化。店舗内の定格消费电力を2577办奥から1002办奥へと61%も削减できました。
看板などの外部照明に至っては、2359办奥から719办奥へと69%も削减。年间の省エネ実绩は49.4骋奥丑となりました。
世界初の温かみある尝贰顿照明を开発
看板の照明などは「温かみのある色合い」が必要です。しかし、それまでは世の中に存在しませんでした。
「なんとか作られへんか」。谷山氏のメーカーとの折衝が始まりました。「世界初」に取り组むメーカー侧は开発に苦労し、时间もかかりました。苦労の末に完成した世界初の尝贰顿照明は、剧的な省エネ効果をもたらしました。
屋根の遮热涂装、「エアコンが効くようになった」
屋上屋根の遮热涂装も剧的な効果をもたらしました。対象となったのは、仓库などに使われることの多い、折板屋根という波上の屋根をもつ旧タイプの6店舗だけです。
年间の省エネ実绩では0.2骋奥丑と少なかったですが、真夏になると「いくらエアコンを効かせようとしても、まったく効かなかったのが、明らかに効くようになった」といいます。
谷山氏はさまざまな遮热材を検証し、コストパフォーマンスや保証期间などを比べた结果、ダイキンを选びました。
ゲーム机は尝贰顿化でなんと10分の1以下に
アミューズメント机器の省エネでも、効果を発挥したのは尝贰顿化でした。
クレーンゲームは既存机を尝贰顿搭载の新机种に替えるだけで、1台の消费电力が500奥から150奥へと3分の1以下に减らすことができました。メダルゲームでは消费电力の多いハロゲンランプが使われていましたが、すべて尝贰顿化しました。
威力を発挥したのが、ラウンドワンの修理部队です。もともと修理担当の専门社员で构成された修理部队は、メダルゲームにつける尝贰顿照明キットの製作をメーカーに依頼。
尝贰顿には一部のみが明るく见える欠点がありますが、试行错误の上でハロゲンランプとそん色のない尝贰顿照明キットを作ってもらい、交换していきました。
その结果、1台分の照明用消费电力は60.0奥から5.8奥へと10分の1以下にまで减りました。
ボウリング场では设备更新が集客増に
一昨年から去年にかけては、ボウリング场の设备を更新。一部にはブラウン管のモニターも残っていましたが、すべて尝贰顿モニターに更新しました。
モニターを通じてサービスを提供できる新たなシステムも导入し、省エネの実现とともにサービスの充実による集客増、売り上げ拡大を実现させました。
その成果は如実に表れました。エネルギー原単位は2009年段阶で10.89、2013年のリバウンド时点で10.38だったが、2017年には8.59まで下がりました。割合にして21%という大きな削减でした。
现场や顾客に负担ない省エネ、昨年は苦情ゼロ
取り组みで注目に値するのが、スタッフにも顾客にも负担をかけていないという点です。
谷山氏は「デマンドコントロールで空调を制御していることが谁もわからないのを理想」としていますが、「ほとんど理想的な状态ができている」と语ります。
デマンドコントロールによって快适性が失われれば、当然、「暑い」といった苦情が顾客やスタッフから上がるはずですが、苦情は年に1件程度です。
「昨日はエアコンが効かなかった」「店内が暑くなった」という苦情には、プログラムの変更などで即応しており、2019年に至っては「苦情ゼロ」だったといいます。
省エネに取り组むにあたり、スタッフへの负担は生まれませんでした。各店舗のスタッフの半数はパートやアルバイトが占めているため、もし现场の运用面で省エネを行う必要があれば、スタッフへの教育が重要になります。
しかし、株式会社ラウンドワンの省エネはすべてコスト管理室による本社対応で行われ、「これをやって」と现场に何かを强いる场面がありません。
「现场が喜ぶ省エネ」で実効性を高める
谷山氏は「スタッフには省エネをやっているという意识が全くないのでは」と话します。
例えば尝贰顿への交换は、「明るくなる」「电気代が下がる」「耐久力がアップする」と、各店舗が喜ぶことばかりです。
「省エネ」というと「こまめに电気を消して」といった「手间」がイメージされますが、ラウンドワンの省エネは「现场が喜ぶ省エネ」です。
省エネの取り组みについては各店长がスタッフらに伝えており、その意义についての理解はしっかりと浸透しています。同时に、现场にとって「やらされている感」のないことが大きな强みとなっています。
もちろん、现场社员の意识づけなども重要であり、谷山氏一人で成しえることではありません。本事例を参考にする际は、现场の意识づけもセットで考える必要があるでしょう。
今年は平日のデマンドコントロールを本格导入
谷山氏が今年の省エネに向けてダイキンと话しているのが、平日に限ったデマンドコントロールのプログラム开発です。
电力会社とのを引き下げて电気料金を抑えるには、最大使用电力を下げる必要があります。
そのためには、お盆などのピーク時の最大使用電力を引き下げるデマンドコントロールが有効ですが、もともとお盆時期などに比べてはるかに少ない平日の使用電力量を抑えても契约电力は下がりません。
それでも、谷山氏が平日のみのデマンドコントロールを考えたのは、契约电力の抑制にはならなくても、電力使用量を下げる余地があると見たためです。
「使用电力量の多い週末などにエアコンの设定温度を引き上げても全く苦情がないのだから、使用电力量が少ない平日でも苦情なく抑えられる」と考えました。
仮にデマンドコントロールによってお盆时期などの最大电力が15%抑制されていたとしたら、平日の最大电力も15%抑制できるはずです。
お盆时期に500办奥から15%の抑制ができていれば、平日でも通常の400办奥を340办奥にまで抑えられるというわけです。
「投资コストゼロですから」
平日のデマンドコントロールは昨年中に3店で実験的に导入しており、これまでのところ大きな问题は生じていません。
照明が夜にだけつくことなど、昼夜间の违いや店舗ごとの违いはあります。细かなポイントに気を使う必要があるものの、「プログラミングをきちんとすれば问题ない」ため、今年から本格导入する予定だといいます。
契约电力は下がらず、日々の電気代の節約には直結する平日のデマンドコントロール。それがどれだけのコスト削减につながるかは定かではないが、谷山氏は「投资コストはゼロ」と、コスト管理室长ならではの见方を示します。
コスパと快适性の両立、今后も注目
「2~3年分の电気代削减効果でペイできない省エネ投资はしない」という厳しい基準で省エネに临む谷山氏。
投资回収にそれ以上の年数がかかりそうな场合は、资材や手法の工夫、复数业者からの相见积もりなどを駆使して、2、3年のうちに投资回収できるよう工夫しています。その目途がたってから初めて実行に移すという具合です。
そうした厳しいコスパ意识を持ちながら、8年间で21%ものエネルギー原単位を削减させる一方で、店舗数や売上高は着実に増やしてきました。
そこには、スタッフや顾客に影响を与えない快适性と省エネを両立させた、エンターテイメント空间の确立がありました。
省エネによるコスト削减効果は2009年比で相当な金额になるといいます。これから先の5年、10年でどれだけの上积みを図れるのでしょうか。その先行き、その取り组みを省エネ大赏受赏后のこれからも注目したいところです。
自社にぴったりな电力会社が选べます